■第2回 国際開発ワークショップ@京都 ★ 参加者奮闘記!!
11月30日(土)に京都で開催した「第2回国際開発ワークショップ2013」!!
報告第二弾では、13名の参加者がどのような課題に向き合い、どのようなプロジェクトを立案してくれたのかをご紹介します♪
▼報告第一弾★
ワークショップの概要と、スペシャルゲストの木村様のお話を紹介しました♪
http://bit.ly/2ndWS_report1
■プロジェクトを「つくりあげてゆく」体験
☆★スペシャルゲスト★☆
NPO法人 道普請人(みちぶしんびと) 理事長 木村 亮 (きむら まこと)様
よいプロジェクトを立案するには時間がかかる。
ご自身の「土のうを使った道直しのビジネスモデル」を構想するまでには、ケニアで教鞭をとった5年の歳月が必要であったという経験から、本当に現地でうまくいくプロジェクトを考えつくまでには、現地に通い詰めて、長い時間をかける必要があると語ってくださった木村様。
しかし、参加者は二時間半という短い時間の中で、課題の地域の「失業問題」に向き合い、日本のNGO職員として、「住民の就労機会を増やし収入向上に資するようなプロジェクト」を立案しなければなりません!
けれど、私たちは、立案したプロジェクトがたとえ机上の空論になろうとも、
今ある情報の中から解決すべき問題点やニーズを探し出し、プロジェクトを考え、プレゼンの形に整えるという一連の流れを経験する事は、将来必ず役立つと考えています。
ではさっそく、今回参加者に与えられた課題をご紹介します!
■三つのケース課題
今回は深刻な「失業問題」を抱える、「ケニアの首都ナイロビ」「フィリピンのミンダナオ自治区」「東ティモールの首都近郊」の三つの地域から、各班がくじ引きで一つの地域を選択します♪
▼一言で「失業問題」とはいえ、それぞれの地域はすこしずつ問題点が異なっています。
▼ケニア課題
この課題にあたったのはDチームの四人。
Dチームは、ナイロビについての資料から「どんなニーズがあるのか」を探し出すため、ポストイットを使って問題点を細かく分類しました♪
そして見つけたニーズは、ナイロビのスラムで深刻な問題となっている「糞尿の処理」と、ケニアの主産業の一つ「花の栽培」!これらをかけあわせて、現地の人々の収入向上につながるプロジェクトを立案してくれました♪
さて、発表を聞いた木村様の評価はいかに?!
ケニアの主要産業となった花の栽培。いまやヨーロッパの花の1/4がケニア産といいます。けれどスラムの人々がその恩恵をあずかるシステムを作る為には、そこで暮らす人々の感覚や道徳観の違いとどろくさーく戦ってゆく必要があるようです。
ふー。ながくなったので、第二弾はこのへんで♪
次の第三弾では…
▼フィリピン課題
▼東ティモール
のプロジェクト案をご紹介します♪