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IDPCは、「国際開発を志す若者の為のプラットフォームとなる」ことを目指し、 国際協力を志す方に、必要な能力や視座を学ぶ機会を提供する学生団体です。http://idpc.weblike.jp/top/
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こんにちは。本年度からIDPCメンバーの一員として務めさせてもらっています中央大学3年の服部です。大学では国際法を中心に学習を進めています。国際開発の場というのはまだまだ初心者で、いつも佐藤さん芝崎さんや中圓尾くんや太田君、加藤木さんといった力強いメンバーに助けられています。コンテストに向けて目下力を蓄えているところであります。



さて当blogをご覧の皆さん、本年のノーベル平和賞に日本の憲法9条がノミネートされていたことをご存じでしょうか?或いはノーベル平和賞に選ばれた方が良いと思っておられましたか?

今日はもし9条が本当にノーベル平和賞として選ばれていたらという仮定の下、この問題を国際政治学的に考えてみたいと思います。

安倍首相、そして自民党は9条を改正し、集団的自衛権を認めることによって自衛隊の役割を拡大しようとしています。特に集団的自衛権は連日新聞を賑わせる話題ともなっておりました。しかし、仮に9条がノーベル平和賞を受賞したとすると、安倍首相としてはこれを改正するわけにはいかないでしょう。

ともすれば、改正しようとした自民党に対し多くの国家が反対の姿勢を示す結果にもなったかもしれません。そして結果的には、安倍首相の構想にあった日本の国防政策を変えざるを得ない結果となっていたでしょう。

今回の話は、僕の大学での教授の議論に沿った話ではあるのですが、ノーベル平和賞に選ばれることはもちろん、良いことに違いありません。しかしながら、それが日本の政治的立ち位置をも動かしかねないということを再認識する案件でした。
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