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IDPCは、「国際開発を志す若者の為のプラットフォームとなる」ことを目指し、 国際協力を志す方に、必要な能力や視座を学ぶ機会を提供する学生団体です。http://idpc.weblike.jp/top/
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こんにちは。

関西スタッフの中村です。

読者の皆さんは新たな年の日々をいかがお過ごしでしょうか?

私たちスタッフはIDPC本番が近付き、準備に奔走する毎日です。

 

 

さてIDPC本番が近付き、こうやって色々準備している中で、ときに「IDPCをやる意味はなんだろう?」「IDPCは参加してくれた学生にどんな意味を与えるんだろう?」「マクロから見た場合、IDPCはどんな意味を持つんだろう?」とかって、私たちも自分を見つめ直したりするんですね。

今回の記事では、IDPC新米スタッフですが、中村の私見として考えを共有させてもらえたらな~って思います。

 




◆「魚釣り」の開発援助は本当に効果をあげているのか?

開発援助のあり方ってよく’魚釣り’に例えられますよね。

 

以前の開発援助の在り方は、「魚を与える」という方法。

ODAという形で道路を作り、港を作り、橋を作り、井戸を作り、水道を作り・・・

でも、そうやってインフラなどのハコやモノは作られたものの、結局与えただけだったから、管理・修理がなされず数年のうちに使い物にならなくなってしまい、結局途上国の貧困や生活の質が劇的に改善されるということはありませんでした。

 

この反省を踏まえ、次は「魚の釣り方」を教えるようにしたんですね。

参加型地域開発だとかファシリテーターだとか・・・現地の人々が主体になって魚を釣れるように色々指導したり研修したり、するようになりました。

 

でも、こちら(援助提供者)が思ったように現地の人々の主体性を引き出せていなかったり、現地にちゃんと効果を根付かせることができていなかったり、「魚の釣り方を教える」という方法でも十分に効果がでているとは言えない状態です。

 

 



◆「魚釣り」ではなく、「作り手」そのものを増やす

そしたら次は何をしたらいいでしょう?

今まで色んな方と知り合ってお話を伺ったり、色んな本を読んで勉強したり、友達と帰路んしたりする中で、色んな考え方があると知りました。

例えば、

「魚を与えるよりも魚の釣り方を教えるよりも、釣竿の作り方を教えよう」

「魚の釣り方を教えたら、漁のやり方を教えよう。そしたら村のみんなに仕事と収入を与えられる」

「魚の釣り方を教えるよりも、そこに生きる人々がそこでどう生きたいかを一緒に考えよう」

・・・

 

結局、答えなんてなくて、それぞれがそれぞれのやり方を摸索しながらやるのが大事なんかな~って思ってたところで面白いブログ記事を見つけました。

 

「作り手を増やす(http://shanindonesia.blog94.fc2.com/blog-entry-139.html)」

から一部抜粋しますと、

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心にささった刺をいままでずっと無視し続けてきた自分を恨みつつ、うんうんと考えてみてはや3ヶ月。

かろうじて見つけた、私にとってのずっと信じられること。それは「自分で考え、解を出せる『作り手』を増やすこと」。

 

途上国にモノを届けることの善し悪しはよくわからない。たぶん良いものも、特に幸福度合いには影響のないものも、悪いものもあるんだと思う、というくらいしかわからない。

でも、目の前の問題を見た時に、「こうしたらちょっと良くなるかも。」「こんなの作ったら楽になるかも。」と思って、前に進む事ができる人を増やす。途上国で増やす。先進国で増やす。東ティモールピティレティ村で増やす。アメリカ西海岸で増やす。東京で増やす。東北で増やす。世界中で増やす。。。。

うん、これならいくらやっても害がなさそうだと信じられる。

しばらくの人生をかけてもいいかな、と信じられる。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 


IDPCを通じて国際開発の作り手を増やす

この記事を読んでから、自分の中で色んな糸が解けた気がしています。

それぞれの幸せの在り方やそれぞれの発展の在り方を自分たちで作っていける、そんな人を増やすことが本当の国際開発につながるんじゃないか?ということなのかなと思います。

 

冒頭のクエスチョン、

IDPCをやる意味はなんだろう?」

IDPCは参加してくれた学生にどんな意味を与えるんだろう?」

「マクロから見た場合、IDPCはどんな意味を持つんだろう?」

に戻ると、私たちはIDPCを開催し、多くの学生にIDPCに参加してもらうことによって、国際開発について知ってもらい、また国際開発の「作り手」になるための知識や経験を養ってもらい、そしてそこから国際開発の「作り手」が巣立っていき、その「作り手」たちが世界の各地でそれぞれの国際開発を作っていく、、、IDPCにはそんな意味もあるんじゃないかな、と思います。

 

あくまで、新米スタッフ中村としてのアイディアですが、こんなことを考えてみました。

 

 

そして、最後にそんな国際開発の「作り手」を作る、IDPCの告知をさせていただきます \(^o^)/興味を持たれた皆さん、ぜひ参加されてはいかがでしょうか?皆様からのご応募お待ちしています。


ついについに、参加者募集開始のお知らせです!

第5回目となる国際開発プランニングコンテストを、東京・大阪にて開催いたします。
5人1組のチームでグループワークを行いながら課題国の開発プランを策定し、
国際協力の第一線で活躍されている方々に審査していただきます。
中身の濃い4日間になること、お約束します。

国際協力に関心がある方、
将来国際開発に携わりたい方、
コンテストに出場したい方、
同じ志を持った仲間に出会いたい方、
皆様のご応募をスタッフ一同お待ちしております!


*==============================================================*

 期間 :2014年2月18日(火) ~ 2014年2月21日(金)

 対象 :国際開発に関心があり、将来当該分野で活躍する可能性のあるすべての人 

 参加費:16,000円 (宿泊費・食費込) 

 場所 : [東京] 国立オリンピック記念青少年総合センター

       [大阪] 大阪国際ユースホステル
 
 応募締切  :2014年1月15日 23:59
          →残席わずかです。お悩みの方はお早めに参加申し込みお願いします。

 応募フォーム:http://bit.ly/idpc5th_apply
 
詳細      :http://bit.ly/idpc2014
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2014/2/18-21
第5回 国際開発プランニングコンテスト
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