IDPCは、「国際開発を志す若者の為のプラットフォームとなる」ことを目指し、
国際協力を志す方に、必要な能力や視座を学ぶ機会を提供する学生団体です。http://idpc.weblike.jp/top/
どうも、渉外局のみつるです。
寒いですね。そして2010年もあと少しですね。なんだかさみしい気持ちになります。毎年そうですが、この時期になってやっと一日一日を大切に感じるようになります。それはきっと自分が毎日毎日、かなり恵まれた環境の中で、何の不自由もなく生活しているからだと思います。
自慢ではありませんが、僕自身生まれてから今まで生活に不自由を感じたことはありません。もちろん、もっとお金があればいいのにと思うことはありますが…。
いわゆる発展途上国と呼ばれる貧困国に暮らす人達と比べれば、僕は裕福な環境で育ってきました。これはたいていの日本人に当てはまることですかね…?
じゃあ、一体「貧困」ってどういうことなのでしょう?年間所得が370ドル以下であることが貧困ですか?識字率、就学率が低いことが貧困ですか?EVIが低いことが貧困ですか?僕が国際開発に興味を持つようになったきっかけの一つともいえる疑問です。
「貧困」って何ですか?
ただ、「貧困」の意味が知りたかった。発展途上国の人達を助けたい!とか貧困に苦しむ人達を救いたい!とかいったそんな善良な気持ちは僕にはありませんでした。知的好奇心というのでしょうか…?「貧困」ってなんだぁ?という素朴な疑問が僕をこの団体に参加させました。
で、結局その答えが見つかったのかと言うと………………………です。
だって分からないじゃないですか。そんなこと。いくら考えても、いくら発展途上国のことを知ろうとも。僕は日本に生まれ、日本に育ち、日本で生活しているし。
でも、そんな気持ちを隠し持ちながら(笑)この団体で活動をしていて、自分が感じるようになった変化が一つだけあります。それは自分という人間を深く見つめるようになった事。自分自身を見つめなおすようになった事です。少なくとも自分は貧困とは対極にいる人間だと思っていますから。根拠はないですが、自分は裕福であると思っていますから。
「貧困」の意味を知るために貧困の対義語に当たるであろう自分を知ることがヒントになるのでは?…と、考えたのですね。非常に単純な人間ですね(笑)
それでは、裕福であるとはどういうことなのか?と考えてしまうわけです。まさに無限ループ…。
だから誰か教えてください。みなさんも考えてみてください。
「貧困」って何ですか?
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