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IDPCは、「国際開発を志す若者の為のプラットフォームとなる」ことを目指し、 国際協力を志す方に、必要な能力や視座を学ぶ機会を提供する学生団体です。http://idpc.weblike.jp/top/
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皆様お久しぶりです!
泣く子も黙るあけぴく通信です!

いよいよidpc本番も来週に差し迫り、スタッフ一同準備に奔走している今日この頃。
花粉もいい感じに飛びはじめましたね皆さん洗濯物は入れるときによくはたいてくださいね!


さて今日は、最近私に衝撃を与えた本のお話をしたいと思います。

「The story of stuff」という本を読んで感じたことを書かせていただきます。

まず初めに、学校で習った流通の流れを憶えていますか?
「資源採取⇒生産⇒流通⇒消費⇒廃棄」この流れが一般的であることと思います。

しかし、この本ではこの流通の在り方の欠点を指摘しています。
この一方通行の流れに疑問を感じたことはないでしょうか?
そうです、この「一方通行」にこそ問題があるのです。

有限資源であるはずの地球で、60億人以上の人々が生活を営み、生産消費廃棄を繰り返す。

資源採取を行う人の営み。生産をする人の営み。流通、消費の営み。そして廃棄物の終着点。
日本に暮らす多くの人は無関心であると思います。現に私もそうでした。

しかし、よく考えてみてください。

私たちは、たった100円でなんでも手に入れられるようになりました。
じゃあ、その製品の価値は本当に100円ですか?100円で手に入るイヤホンや手袋の価値は100円ですか?

そうではないはずです。
100円で私たちの手元に届くということは、この流通の過程で誰かがその対価を払っているのです。

資源採取の際には、鉱山で働く子どもたちの勉強の対価として、
生産過程では、何十円の賃金で何時間も働かされた人々の健康の対価として、
流通過程では、それを運ぶ人々の時間の対価として、
そして、埋め立て場となった途上国の人々の健康の対価として、
今、私たちの手元に「消費」という形で届いているのです。

この流通の流れを問題として意識し始めてから、
日々の生活の中でも意識の変化がありました。

流通の過程に生きる「人々」のことを考えるようになりました。

ファストファッションが流行る中、その安い製品を生産するために時間を搾取される人々がいて、
ファストフードが流行る中、飢餓で亡くなる人々がいて、

工場の汚染物質で生活を害され、行き場を失くす人々がいて、
ゴミの終着点で知識のないままに汚染物質に害される人々がいて、

数えきれない人々が教育や健康や日常生活を害してまで作った製品を
「ファスト文化」な私たちはたった何100円で、たった数分使用するために購入し、捨て行くのです。

それじゃあ、悪いのは誰なのでしょうか。
低賃金で働かせる企業ですか?ゴミ埋め立て場として提供することでお金を得る政府ですか?
消費文化を作った政府ですか?流通の過程に無関心で安い製品ばかりを求めてきた消費者ですか?

私にはわかりません。
でも、企業にも、消費者にも、政府にも、責任を負うべきところはあるのだと思います。

これからの世界が、「人々の営み」を考える市場になったとしたら、どんな素敵な世界になるでしょう。
一年間20万円以下で生活をする45億人の人々。
生産の過程に暮らす人々のことを考えてみてください。

企業、消費者、政府、大きな流れを変えることは難しいです。
しかし、消費者一人一人の意識が変われば企業も変わる。
企業が変われば政府も変わる。

小さな変化の積み重ねが大きな変化を生む。

今まで問題視すらしていなかった問題に気付かされた一冊です。
「人々の営み」に焦点を当てれば見えなかった問題も見えてくるかもしれませんね。


それともうひとつ。

BOPビジネスがやたら騒がれる世の中になりましたが、
本当に一日2ドルで暮らす人々の生活を考えているのか、疑問に思います。

私たち目線での支援は私たちから見て「不備」があるから「補完」するだけであって、
そこに暮らす人々は不満を感じているのか、変化を望んでいるのか、よく考えるべきだと思います。

「ないから与える」
そんな一方通行のCSR活動やBOPビジネスが散漫しているようでなりません。

ビジネスが「利益遂行」から「社会的活動」に変化しつつあるように、
「社会的活動」から、あてはまる言葉が見つかりませんが...「人々的活動」に変化したら良いかもしれませんね。


以上、まとまりませんが、あけぴく通信でした。
あけぴくはこれから予防接種という地獄の旅へと向かいます。

何はともあれ、idpcの会場で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
花粉に気を付けていらっしゃって下さいね。

周東明美
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