最近思うこと・・・
こんにちは
第三回スタッフのさぶろーです。最近大学院入試が終わってようやく落ち着きました。といっても,まだ結果が出ていないので気持ちは落ち着かないですが(汗
自己紹介以来全く更新をしていなかったので,久々に更新したいと思います。
最近思うことを徒然なるままに書きたいと思うのでどうかお付き合いください。
ズバリ国際協力とはなんじゃらほいってことです。
ここから長いので要注意です
そもそも僕が国際協力に興味を持ったきっかけというのは一年前に「闇の子供たち」という本を読んで人身売買や売春といった問題を知り,日本に住んでいる自分の暮らしとのギャップに違和感を覚え,解決しなければならないという衝動に駆られたからです。
そのため,国際協力とは何かということを深く考えず,国際協力とは絶対的に正しいものだと信じ,ただ衝動に駆られて行動をしてきました。
しかし,国際協力に関心を持った動機,そして活動しているモチベーションそして活動自体が人によって様々だと最近わかるようになりました。
Wikipedia先生によると国際協力とは・・・
国際協力(こくさいきょうりょく)は、政府間、他国間、あるいは民間で行われる、国境を超えた援助・協力活動のことである。
つまり,国境を越えて援助対象者に何らかの利益をもたらせば何でも国際協力なんだなってことですね。
ただ,国際協力をに関心を持っている人と話していて感じるのが国際協力至上主義のような考え方です。「自分たちは国際協力をするんだ。ビジネスでお金を稼ぐとかちっちゃいことをしたくない」と考え,国際協力が世の中でもっとも崇高で素晴らしいことのように考えているという意味です。
国際協力は確かにすばらしいことだ・・・ただ,他の活動はちっちゃくて意味のない活動なのだろうか。
はたまたビジネスでお金を稼ぎたいと考えている人からして,国際協力を目指している人は偽善ぶっていて胡散臭い。と考えている人も多いような気がします。
胡散臭いは言い過ぎかもしれませんね。
ただ,この2者の違いを考えたときに,本当に違いがあるのかなと疑問に思います。
たとえば,駅前の花屋さんは仕事内容としては花を売るだけ。一見全く国際協力とは関係ないと考えてしまう。しかし,よくよく考えてみるとある日その花屋で一人の男性が花を買いました。そしてその花をその男性の彼女にプレゼントしたとします。彼女は当然喜びます。その日の気分はルンルンです。ルンルンな彼女はその日にあっJICAの採用面接に2割増しの実力を発揮し,見事に採用されることになりました。
10年後,彼女は仕事においてある程度の裁量を任され,日本のODAの方針としてアンタイドで無償資金の援助を増やしていこうという意見が通ったとします。これによって,援助の質が上がり,被援助国的にはhappyです。(何をもって援助の質をはかるかは議論が起こりそうですが,一般的な意味で質が上がると考えます)
さあ,花屋さんはただ花を売るだけの店でしかないのでしょうか。
少なくとも僕はそうは思いません。間接的には国際協力を行っているのではないですか?
↑結構無理があったかな(汗
ようは,どんな活動を行っていても間接的に国際協力にかかわるのではないのかなってことです。
そういう意味で,最近流行りの社会起業家と普通の起業家ってどのような違いがあるのだろうって思ってしまいます。社会起業家っていうと自分たちは社会のためによいことをしているんだって主張しているみたいで僕はその言い方があまり好きではありません。
↑これにも反論がある人が多いだろうな(汗
だから,結論として僕は国際協力にかかわりたいと考えている。でもその国際協力というのはある意味どのような活動でも関わりうるので,自分がやりたいと思える分野を探す必要があるって考えました。
漠然と国際協力をしたいって考えていた去年。
もう一歩踏みだして,何を通して国際協力したいのかってのをよくよく考える必要があると気付いたこの頃。
そろそろ,自分の専門を見つけてもう一歩踏み出したいと思います。
長々お付き合いいただきありがとうございます。
さぶろー