こんにちは、関東スタッフ佐藤です。久々の登場です。
だいぶ、涼しくなってきましたね。過ごしやすい秋があっという間に終わって、
そしたら冬が来て…、ホント一年ってあっという間ですよね(;’∀’)
あと三か月とちょっと…充実した時間を過ごしたいものです。
さて少し前の話になりますが、9月11日(水)JICA地球ひろばにて、国際協力団体セミナー「コミュニケーション力UPにつながるモチベーションマネジメントの考え方」に参加してきました。株式会社リンクアンドモチベーションの麻野耕司さんによる講演は、主にモチベーションアップにどんなマネジメントが出来るのかという内容で、時折体を動かしながらのユニークなものでした。なかでも特に印象的だったのが「変えられるもの」と「変えられないもの」のお話。
変えられるもの…「自分」「行動」「思考」「未来」
変えられないもの…「他人」「感情」「過去」
簡単に説明すると、変えられないものにエネルギーをいくら費やしても無駄、変えられるものにエネルギーを費やすことが大切、です。確かに頭の中では、なんとなくそんな気がしていましたが(おそらく皆さんもそうなのではないでしょうか?)、改めて文字におこすことで頭の中が整理されました。このお話を聞いて以来私はこれを意識した日々を送っていますが、やるべきことが明確になって迷いなく行動ができてる気がします!
もう一つ印象的だったのが最後の質問タイム。民間企業の方はどうすれば部下や同僚のモチベーションがあげられるのかといった内容の質問をしているのに対して、NGOの方は部下のモチベーション高すぎて、心身がボロボロになってしまう、抑える(コントロールする)にはどうしたらいいのかという質問をしていました。おそらくこれは国際開発に携わる団体や企業特有の問題なのかなと思いました。麻野さんいわく、そういった時は、時間の長さではなく濃さが重要だと説き、時間に区切りを入れたり、どうすればもっと楽に(効率的に)仕事ができるかを考えさせたりと、モチベーションだけに頼らない仕事の進め方でマネジメントする必要があるそうです。
モチベーションマネジメントと聞くと国際開発と直接は関係なさそうですけど、実際このような質問が多く聞かれましたし、また私自身以前本で、現地のJICAやNGOが(開発のための)プロジェクトを行おうとしても、現地のスタッフのやる気が上がらず、プロジェクトが思うようにできない、と書かれていたのを読んだことがあります。あんまり考えたことなかったけど、モチベーションマネジメントと国際開発、意外と重要な組み合わせだったりするのかも…。
モチベーションだけに限らず、たまには違った視点から国際開発について学ぶのも新しい発見があって面白いかもしれませんね。
というわけでまとまりのない感じになってしまいましたが今回はこの辺で失礼します。
良い一週間を~(^^)/