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IDPCは、「国際開発を志す若者の為のプラットフォームとなる」ことを目指し、 国際協力を志す方に、必要な能力や視座を学ぶ機会を提供する学生団体です。http://idpc.weblike.jp/top/
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現在,僕は大学4年生でして,今まで典型的なちゃらんぽらんな大学生活を送ってきました。飲んだり,遊んだり,飲んだり,授業に出てみたり,飲んだりetc….

 

 ただ,最近になって周りの人が,就職が決まったり自分も大学院へ進むことを決めたりして,自分の将来について少し真面目に考えるようになりました。その流れで,国際協力に興味を持ち,この団体を通して国際協力について深く考える場を得て,少しずつですが,自分なりの国際協力の形が見えて気がします。

 前回のブログでは,「国際協力とはいろんな形があるのでどんな仕事をしていても間接的には国際協力にかかわっているのではないか?」という僕なりの意見を提示しましたが,皆さんはどうお考えでしょうか。




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僕は,実は言うと,こんな国際協力のプランニングコンテストというド直球の団体に所属していながら,国際協力を行う組織(e.x.国際連合,JICA,外務省)に入りたいっていう思いはこれっぽっちもありません。

 むしろ,間接的に国際協力を行うことができたらいいなって思っているヒトです。だから,前回のブログはただの自己弁護でしかないかもしれませんね。間接的に僕が考える世の中に必要なものを創出して,世界全体がほんの0.05%でも幸せが増せばいいなって考えています。それが僕の生きる意義でして,つまりは現在,より明確な形を模索中ということです。

 

さてさて,前置きが長くなってしまいましたが,僕たちはこのように生きる意義を見出そうと日々もがいています。

 でも,ちょっと立ち止まってもう少し深く考えてみたほうがいいかもしれません。

 

 僕がエジプトへ行った時の話・・・・

僕はスタディーツアーで,あの有名なピラミッドを見に行ったのですが,周りには多くの地元の少年らがいました。彼らは何をしているのかというと,カメラを預かって観光客の写真を撮ってくれているようでした。僕の友達の写真を撮ってもらったようですが,そのあとちょっとしたトラブルが起きました。それは,少年らが写真を撮った対価としてお金を要求して,その額についてもめているようでした。結局,友達は少年らからの大ブーイングに耐え切れず,お金とサングラスを渡してしまったようです。

おそらく,ここで得たお金は,日本のようにゲームセンターやおもちゃのような娯楽を得るために使われるのではなく,食べ物や飲み物のような生活必需品を買うために使われるのでしょう。

 

この話で僕が言いたいのは,彼らは,明日を生きるために,すごい必死に今日を生きているということです。つまり,彼らにとって,生きることを通して意義を見出すという以前に,生きること自体が意義であるということです。

 

今まで,僕にはこの発想がありませんでした。「自分の生きる意義ってなんだろう」と,ぼんやり考えていたけど,そもそもこの議論は自分が何の苦労なしに生きていけることが前提となっていたんだなと気づきました。本来,多くの日本人がそうであるように何の不自由なく生きていけること自体が,すごい恵まれていることなのに,それが当たり前すぎて,何も疑問を抱いてきませんでした。

 

 生きること自体に意義があって,それにプラスアルファ自分なりの意義を見出すという視点を持てば,一日一日をもっと大事にして,懸命に生きていこうと考えられる気がします.


みなさんはどうお考えでしょうか?

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2014/2/18-21
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