IDPCは、「国際開発を志す若者の為のプラットフォームとなる」ことを目指し、
国際協力を志す方に、必要な能力や視座を学ぶ機会を提供する学生団体です。http://idpc.weblike.jp/top/
推薦図書選考委員の木下です。
今回は第二弾ということで、図書ではないのですが
blogを紹介したいと思います。
駐コートジボワール大使の岡村善文さんのblogです。
↓
http://blog.goo.ne.jp/zoge1
岩本からの推薦ですが、外交官の岡村さんが
コートジボワールの社会・文化を綴っています。
実地を見ているので内容がとてもリアルで、かつ読みやすい文体なので
お勧めです。
今回は第二弾ということで、図書ではないのですが
blogを紹介したいと思います。
駐コートジボワール大使の岡村善文さんのblogです。
↓
http://blog.goo.ne.jp/zoge1
岩本からの推薦ですが、外交官の岡村さんが
コートジボワールの社会・文化を綴っています。
実地を見ているので内容がとてもリアルで、かつ読みやすい文体なので
お勧めです。
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総務局の水越です。
大寒も過ぎ、これからは段々と暖かくなっていくんでしょうが、まだ肌寒い日は続くでしょうね。
寒い日には外にはでたくなくなるものです。
私は大学院生ということもあり、家にこもるというよりは研究室にこもっています。
そこで今日は、私の研究室の紹介をします。
研究室というと少し堅苦しく、居心地があまり良くない場所と思われるかもしれません。
しかし、私が所属する研究室はデカいソファーあり、お酒(常時10本以上)あり、石油ストーブあり、お菓子あり、さらには、先生なし(別の部屋)の最高(or ある意味最悪?)の状況です。
そして、景色も研究室は5階ということで、私の机からは筑波山を望むことができます。
こんな素晴らしい環境なもので、研究がはかどりません。
次に研究室メンバーとゼミの紹介です。
私たちの研究室は「国際比較環境論研究室」といい、国際的な環境問題を研究対象としています。
そのため、研究室メンバーは全員で15人ほどなのですが、約半数が留学生で、日本人メンバーの3名ほど今も留学や青年海外協力隊に行っています。
留学生の出身国も、ネパール・キルギス・ブラジル・モンゴル・韓国・ルーマニア・インドネシアと様々です。
毎日旅行にきてる気分ですね。
ただ留学生が多い欠点があります。
それはゼミです。
留学生はほとんど日本語が喋れず、英語しか話せません。
なので、ゼミや勉強会でのプレゼンや議論は全部英語でしなければいけません。
将来のためと思ってがんばるしかないですね、、
こんな研究室です。
興味がある方、見学したいという方は是非是非きてください♪
次は我らがいのよーさんお願いします。
大寒も過ぎ、これからは段々と暖かくなっていくんでしょうが、まだ肌寒い日は続くでしょうね。
寒い日には外にはでたくなくなるものです。
私は大学院生ということもあり、家にこもるというよりは研究室にこもっています。
そこで今日は、私の研究室の紹介をします。
研究室というと少し堅苦しく、居心地があまり良くない場所と思われるかもしれません。
しかし、私が所属する研究室はデカいソファーあり、お酒(常時10本以上)あり、石油ストーブあり、お菓子あり、さらには、先生なし(別の部屋)の最高(or ある意味最悪?)の状況です。
そして、景色も研究室は5階ということで、私の机からは筑波山を望むことができます。
こんな素晴らしい環境なもので、研究がはかどりません。
次に研究室メンバーとゼミの紹介です。
私たちの研究室は「国際比較環境論研究室」といい、国際的な環境問題を研究対象としています。
そのため、研究室メンバーは全員で15人ほどなのですが、約半数が留学生で、日本人メンバーの3名ほど今も留学や青年海外協力隊に行っています。
留学生の出身国も、ネパール・キルギス・ブラジル・モンゴル・韓国・ルーマニア・インドネシアと様々です。
毎日旅行にきてる気分ですね。
ただ留学生が多い欠点があります。
それはゼミです。
留学生はほとんど日本語が喋れず、英語しか話せません。
なので、ゼミや勉強会でのプレゼンや議論は全部英語でしなければいけません。
将来のためと思ってがんばるしかないですね、、
こんな研究室です。
興味がある方、見学したいという方は是非是非きてください♪
次は我らがいのよーさんお願いします。
渉外兼、推薦図書選考委員の木下です。
以前、コンテスト参加予定の方から
”推薦図書はあるのか?”という質問をいただきましたので、
今後、不定期ではありますが、idpcメンバーが勧める本などを
挙げていきたいと考えています。
推薦図書の選考基準は当日のコンテストの内容に関係しているというわけではなく、メンバーが皆さんにも読んで欲しい!という本を紹介していくという形です。
ということですので、読んでもらって更に感想をいただければ幸いです。
<推薦図書・第一弾>
そこで、今回は企画局・井上の推薦の
村井吉敬「エビと日本人〈2〉暮らしのなかのグローバル化」
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/400431108X/375-9128235-6198967?SubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2
です。
いきなり(2)の紹介なのですが、この本の概要は以下の通りです。
"前著から二〇年、「エビの現場」を追って、台湾、タイ、インドネシアなどの養殖池や加工工場を歩きつづけた著者が、豊富なデータを織り込みつつ、グローバル化時代のアジアと日本の風景を鮮やかに描き出す。世界中を「食卓基地」として、輸入に深く依存した飽食文化を謳歌する消費者・日本人に対する鋭い問いに満ちた最新レポート。(amazon書評より)"
ということなので、単独でも十分読むことが出来ますが、前著の『エビと日本人』と併せて読むとなおわかりやすいかと思います。
読んだ感想
以前、コンテスト参加予定の方から
”推薦図書はあるのか?”という質問をいただきましたので、
今後、不定期ではありますが、idpcメンバーが勧める本などを
挙げていきたいと考えています。
推薦図書の選考基準は当日のコンテストの内容に関係しているというわけではなく、メンバーが皆さんにも読んで欲しい!という本を紹介していくという形です。
ということですので、読んでもらって更に感想をいただければ幸いです。
<推薦図書・第一弾>
そこで、今回は企画局・井上の推薦の
村井吉敬「エビと日本人〈2〉暮らしのなかのグローバル化」
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/400431108X/375-9128235-6198967?SubscriptionId=15JBHWP7TH9QYT1RMHG2
です。
いきなり(2)の紹介なのですが、この本の概要は以下の通りです。
"前著から二〇年、「エビの現場」を追って、台湾、タイ、インドネシアなどの養殖池や加工工場を歩きつづけた著者が、豊富なデータを織り込みつつ、グローバル化時代のアジアと日本の風景を鮮やかに描き出す。世界中を「食卓基地」として、輸入に深く依存した飽食文化を謳歌する消費者・日本人に対する鋭い問いに満ちた最新レポート。(amazon書評より)"
ということなので、単独でも十分読むことが出来ますが、前著の『エビと日本人』と併せて読むとなおわかりやすいかと思います。
読んだ感想
"本書は、タイトルが示すとおり『エビと日本人』の続編である。前著から20年、グローバル化の流れを大きく受けたエビをめぐる変化を伝える本である。
この本を読んでの一番の疑問は、前著から私たちは何を学んだのだろうか、ということである。この20年間、私たち日本人に何かしらの変化はあったのだろうか。鶴見良行『バナナと日本人』でも『エビと日本人』でも、いわゆるグローバル化にともなう「搾取」の歴史は語られた。その他にも、書籍の形で、ドキュメンタリーの形で、そしてNGOのレポートの形で、さまざまな「搾取」が語られてきた。カカオ、コーヒー、スポーツシューズ、Tシャツ・・・。私たちの身の回りのものほとんどすべてが同じようなプロセスの中で存在しえているのだから、枚挙に暇がない。
しかし、そういった事実を眼前にした私たちはどのように生きているのだろうか。私が『エビと日本人Ⅱ』に期待したのは、前著に対し日本人からどのような反応があったのか、もしくはなかったのか。もしあったとしたら、もしなかったとしたら、それはどうしてだったのか――そこの部分である。そして、そこまで描いてもらえた時に『エビと日本人Ⅱ』というタイトルの重みが増すように思うのだ。そういう点では残念であった。
とはいえ、本書全体を通しなかなか興味深く読んだ。エビをめぐる人々の生活というものを垣間見ることができたからだ。
この本を読んでの一番の疑問は、前著から私たちは何を学んだのだろうか、ということである。この20年間、私たち日本人に何かしらの変化はあったのだろうか。鶴見良行『バナナと日本人』でも『エビと日本人』でも、いわゆるグローバル化にともなう「搾取」の歴史は語られた。その他にも、書籍の形で、ドキュメンタリーの形で、そしてNGOのレポートの形で、さまざまな「搾取」が語られてきた。カカオ、コーヒー、スポーツシューズ、Tシャツ・・・。私たちの身の回りのものほとんどすべてが同じようなプロセスの中で存在しえているのだから、枚挙に暇がない。
しかし、そういった事実を眼前にした私たちはどのように生きているのだろうか。私が『エビと日本人Ⅱ』に期待したのは、前著に対し日本人からどのような反応があったのか、もしくはなかったのか。もしあったとしたら、もしなかったとしたら、それはどうしてだったのか――そこの部分である。そして、そこまで描いてもらえた時に『エビと日本人Ⅱ』というタイトルの重みが増すように思うのだ。そういう点では残念であった。
とはいえ、本書全体を通しなかなか興味深く読んだ。エビをめぐる人々の生活というものを垣間見ることができたからだ。
大津波後、マレーシアのアブドゥラ・バダウィ首相は、マングローブ林が津波災害の防止に役に立ったとして、マングローブ林の保全と、再植林を指示している。マレーシアのペナン島などいくつかの地域は、マングローブのおかげで津波被害が最小限に済んだという。また、バンダ・アチェからおよそ一〇〇キロほど南西に下ったいくつかの村では、マングローブ林のおかげで被害が少なかったそうだ。さらに、インド洋に面するアチェ西海岸沖のシムル島は、やはりマングローブ林のおかげで死者は四人だけだったという。(p.13)
実際に、マングローブ林が津波の威力を緩衝したかどうか科学的に立証するのは難しいであろう。しかし、もしそれが事実であるとすれば、『環境人類学を学ぶ人のために』で書かれていたジュリアンスチュワートの「文化の核」というコンセプトが非常に当てはまるケースだと思った。マングローブが彼らの生存に有利に働いてきた「文化の核」であり、その「文化の核」への過度な干渉が大きな負のインパクトを引き起こすという、まさにそれであった。
◇ ◇ ◇
こういう本を読んでいると、私たちは、もとい私は、どうすればいいのか本当に良く分からなくなる。エビを食べないことが解決だとは思えない。エビで恩恵を受けている人は途上国にだっているだろう。グローバリゼーションのすべてが悪いとも思えない。しかし、エビで生活を翻弄されたり、いのちを絶つことになった人もまたたくさんいるだろうから、ただむしゃむしゃパクパク食べ続けていていいかは、はなはだ疑わしい。
冒頭に前著から私たちは何を学んだのだろうかなどと書いた。普通に読めば、何もしていないといいたいということはご理解いただけるだろうから、批判がましく聞こえるだろう。しかし何をかくそう、この私自身がこの『エビと日本人Ⅱ』から何を学び私の生活に生かすのか、それがよく分からないのだ。今夜、私は何を食べるべきなのだろうか。
私のこの感覚が決して諦観に終わらないように努めるのが、私のさし当たっての課題であるように考えている。"
井上個人のHPのURL
こういう本を読んでいると、私たちは、もとい私は、どうすればいいのか本当に良く分からなくなる。エビを食べないことが解決だとは思えない。エビで恩恵を受けている人は途上国にだっているだろう。グローバリゼーションのすべてが悪いとも思えない。しかし、エビで生活を翻弄されたり、いのちを絶つことになった人もまたたくさんいるだろうから、ただむしゃむしゃパクパク食べ続けていていいかは、はなはだ疑わしい。
冒頭に前著から私たちは何を学んだのだろうかなどと書いた。普通に読めば、何もしていないといいたいということはご理解いただけるだろうから、批判がましく聞こえるだろう。しかし何をかくそう、この私自身がこの『エビと日本人Ⅱ』から何を学び私の生活に生かすのか、それがよく分からないのだ。今夜、私は何を食べるべきなのだろうか。
私のこの感覚が決して諦観に終わらないように努めるのが、私のさし当たっての課題であるように考えている。"
井上個人のHPのURL
http://www.inoyo.com/modules/news/article.php?storyid=55
今後も不定期ではありますが、メンバーの推薦図書を紹介していきますので
時折このブログをチェックしていただけると光栄です。
今後も不定期ではありますが、メンバーの推薦図書を紹介していきますので
時折このブログをチェックしていただけると光栄です。
1月中旬よりスタッフとなりました。 横浜市立大学の柴田尭です。 もうコンテストまで1ヶ月余しかありませんが、 全力で貢献してゆきたいと思います。 <国際開発プランニングコンテストとの出会い・・・> それは師走のことだった・・・ 例によってmixiを徘徊していたところ スタッフ募集の文字が・・・ ふむふむ・・・ 面白そうだな。 そして柴田は1000文字を超える、 酷く読み難いながらも熱いメールを代表真鍋に送ったのだった。 そして真鍋との出会い・・・ あれは本郷三丁目のスターバックス どことなくアカデミックな人が多い本郷の、 正月の夕暮れ そこに僕はプリンスの姿を認めたのであった。 そう、この出会い、 正月を越えた、(名目上は)一年越しの出会い!! そして僕はこのプリンスの下で働こうと決意したのであった。 おしまい お次はケンケンさんでお願いします♪